今年の冬至は柚子茶を
昼の長さが最も短く、夜が長い日、冬至。
今年の冬至は12月22日です。
この日を境に日照時間が延びていくことから、太陽が生まれ変わると考えられ、「一陽来復」、運が上昇しはじめる日とされ、数々の風習が残されています。
冬至を代表する食べ物はかぼちゃ。
かぼちゃはビタミン類や食繊維をたっぷり含んだ緑黄色野菜で、「風邪を予防できる」食材ともいわれています。
新鮮な野菜が少なくなる冬を乗り切るためにも、栄養をつけよう…という先人の知恵でもあります。
冬至に「柚子湯」に入るようになったのは江戸時代。
「催し湯」のひとつとして、銭湯で冬至に柚子を入れたのが始まりのようです。
他に、衰運から幸運へと向かう、みそぎの意味合いで柚子湯に浸かるともいわれています。
柚子は風邪予防効果があるビタミンCや、血行改善を促すといわれるフラボノイドなどを果皮に豊富に含んでいます。
今年の冬至は、柚子の栄養を身体に直接取り入れる、柚子茶もいかがでしょうか。
<材料>
柚子 2個
塩 適量
はちみつ 柚子と同量
<作り方>
1)ゆずはさっと水でぬらして、塩を適量つけてこすって水で洗い、水気を拭いて、縦4 等分に切ってから、しんの部分をそぎ切って、種を除く。
2)ボールに果汁を絞る。
3)残った皮と薄皮をいっしょにせん切りにし、ボールに加える。
4)果汁と皮の合計と、同量のはちみつを加えて混ぜる。
5)そのまま半日から一晩置いておいたら、出来上がり。
飲むときは、カップに大さじ1~2を入れて、熱湯を注いで。
六甲の天然水「マロッ」で、手軽に、おいしく召し上がってください。