お雛さまの飾りつけにいい「雨水の日」
コラム2017年2月15日
「雨水」 これは“あまみず”ですが、もう一つ、“うすい”と読む言葉をご存じですか
「立春」や「春分」と同様に、季節と暦をより合わせるのに用いられた中国の二十四節気(にじゅうしせっき)の一つ。
空から降る雪が雨へと変わり、積もった雪も溶けはじめる頃を指します。
また、春の訪れを告げる春一番(はるいちばん)が吹くのもこの頃です。
実際にはまだまだ雪深い土地も多いですが、昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました。
地方によって、「雨水の日」にお雛さまを飾ると良縁に恵まれるという言い伝えが残されているところもあります。
今年の「雨水の日」は2月18日。
なお、お雛さまは桃の節句が終わったらすぐに、片付ける方がいいそうですよ。