鍋料理にひと工夫③スイス風
鍋料理は、日本や中国、韓国など、アジア特有の料理と思っている方、少なくないのでは。
ヨーロッパの永世中立国、スイスには「フォンデュ鍋」があります。
「フォンデュ」とは、「溶かす」や「溶ける」というフランス語の意味に由来。
フォンデュ鍋を使う料理はすべてフォンデュと分類され、具材を煮立たせたスープにくぐらせるスープフォンデュ、油でサッと揚げるオイルフォンデュなどがあるそうです。
日本でもおなじみなのは「チーズフォンデュ」。
トロトロに溶かしたチーズソースに具材を絡めて食べるのですが、専用の鍋がないと作られないと思われがち。
どのご家庭にもある、ホットプレートで手軽に楽しむことができるのですよ。
ソースがシンプルなので、具材はブロッコリーやパプリカなどの彩り野菜、うま味の強いキノコ類、こんがり焼いたベーコンなど、多彩に取り揃えてはいかがでしょうか。
◆材料◆(3~4人分)
ピザ用チーズ 200~250g
片 栗 粉 大さじ1
牛 乳 100ml
〇具材
フランスパン 適量
お好みで プチトマト
ニンジン
ウインナー など
◆作り方◆
1)パンや野菜、ウインナーなどの具材を適当な大きさにカット。野菜はゆでておく。
2)耐熱容器かココットに、チーズ、片栗粉を入れてよく混ぜ、牛乳を加える。
3)ホットプレートの真ん中に、2)を置いて具材を並べ、ふたをして加熱。
時々、ふたを開けて、ヘラで混ぜながら、完全にチーズが溶けるまでよく混ぜる。
4) チーズソースがトロトロになって、具材に焼き色が付いたら食べごろ。
5)ソースが焦げやすいので、ときどき底から混ぜるのがポイント。煮詰まってきたら、牛乳やチーズを加えて、好みの固さに調整を。
具材を温めてからソースにくぐらせると、おいしさがアップします。
六甲の天然水「マロッ」とともに、よりおいしく召し上がりください。