良い汗、悪い汗、あなたはどちら?
突然ですが、みなさん、毎日たくさん汗をかいていますか?
連日、暑いので、「たくさん汗をかいて一日中ベタベタしている」という人もいるでしょう。
「一日中クーラーに入っているので、汗をかいている自覚がない」という人もいるかもしれません。
汗にはよい汗と悪い汗があります。
自分の汗をきちんとチェックできていますか?
よい汗は、さらっとしていてベタベタしません。
汗の粒が小さく、ミネラルがあまり含まれないため、舐めてもしょっぱくありません。
雑菌が繁殖しにくく、臭いもほとんどありません。
蒸発しやすく体温を下げるため、よい汗をかく人は熱中症になりにくいです。
悪い汗は、ベタベタ、ネバネバしています。
汗の粒が大きく、ミネラルが多く含まれるため、舐めるとしょっぱく感じます。
雑菌が繁殖しやすく、嫌な臭いがします。
蒸発しにくく、体温を下げないため、悪い汗をかく人は熱中症になりやすいです。
顔や脇など特定の部位に大量に汗をかくのも、悪い汗の場合が多いです。
近年、悪い汗をかく人が増えているといいます。
現代人の生活習慣に原因があるようです。
その原因とは
・食生活の欧米化による栄養の偏り
・運動不足
・ストレスや冷房の使い過ぎによる自律神経の乱れ
などです。
そもそも、ライフスタイルがよい汗をかかなくなるように変化してきているともいえます。
涼しくなってから少し歩いてみるなど、運動をしてみるように心がけましょう。
今の時期は、冷房などにより、汗をかいていても体の芯が冷えていることがよくあります。
お風呂にじっくり入ることや、食事に温かい食べ物を取り入れるようにして、新陳代謝を上げるよう心がけましょう。
リオオリンピックが閉幕しました。
日本は史上最多のメダルを獲得しました。
連日のメダルラッシュに応援に力が入り、寝不足の方も多かったのでは?
選手たちの爽やかな汗とひたむきな姿には感動しましたね。
私たちも爽やかな汗がかけるように、生活のちょっとしたことに気をつけたいです。