熱中症予防に夏野菜をぜひ
梅雨明けを間近に、いよいよ夏本番。
コロナ禍のいま、より一層の熱中症予防を心掛けておきたいものです。
熱中症対策として、こまめな水分補給に気を配ったり、身体を冷やすことはもちろん、毎日の食事の中で、汗をかくことで失われる水分や塩分を補給することができます。
それは夏野菜をたっぷり食べること。
強い太陽の光を浴びて育つ野菜はみずみずしく、ビタミンC・E、β‐カロテン、ポリフェノール類などがたっぷりと詰まっています。
水分やカリウムが豊富に含まれるものも多く、身体に水分を補いながら、カリウムの利尿作用によって、身体から熱を出してくれる働きもあり、夏バテや熱中症の予防に効果的と言われています。
キュウリは体内の水分調節や余分な塩分を排出するカリウムが豊富。多くの水分が含まれているので、水分補給にもうってつけです。
トマトにも水分とカリウムがたっぷり。「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれるくらい栄養満点です。
枝豆は夏のおつまみに欠かせないアイテム。エネルギーを作るビタミンB1や造血をサポートする葉酸が含まれていて、夏バテや貧血の予防の効果が期待できます。
塩分を多く含む梅干しは、汗や尿で体外へ出て行ってしまうナトリウムを補ってくれる食材。酸味が食欲を増進させてくれるので、暑さで食欲がないときにおすすめです。
夏野菜はそのまま手軽に食べられます。ひと手間かけて、サラダやスープ、カレーなどで多彩に楽しむこともできます。
旬の野菜をおいしく取り入れて、暑い夏を健康に乗り越えましょう。