春の訪れを山菜で
コラム料理2025年3月21日
季節の細やかな移り変わりが楽しめる山菜。
山や畑で自然に育った食用植物のことで、平安時代から食べられてきました。
現在ではタラの芽、ワラビ、コゴミなど、約300種類が食べられ、それぞれに違った味わいがある山の恵みです。
このところの温暖化の影響で、春の訪れが早くなり、それに合わせて山菜の採取時期も早くなっている傾向があります。
兵庫県では、3月から5月ごろが食べごろ。
芽吹く順番があって、フキノトウ→コゴミ→タラの芽→ウド→ワラビなど、覚えておくと便利でしょう。
山菜はほんのりと苦味がありながらも、栄養価が高く、美味しさも格別で、健康にも良いとされています。
食べ方は、まず、そのまま食べる。
手を加えるなら、おひたし、和えもの、煮もの、天ぷらなど、さまざまな形で楽しむことができます。
とくに混ぜごはんは、炊きあがったごはんに山菜の食感と香りがなじんで、一皿で春の訪れを感じることができるでしょう。
旬の迎える山菜は、六甲の天然水「マロッ」でよりおいしく、お召し上がりください。