6月の手仕事●梅
コラム料理2024年6月5日
6月は1年に1度しかできない梅仕事の季節。
梅が収穫できるこの時期に、梅干しや梅酒などの保存食を作っておくと、1年を通して、自家製の梅干しや梅酒を楽しむことができます。
はじめての梅仕事なら「梅シロップ」はいかがでしょう。
梅と氷砂糖だけで簡単に作れますが、発酵を防ぐために、酢も加えてください。
<材料>(作りやすい分量で)
梅 1kg
氷砂糖 1kg
りんご酢 200ml
<作り方>
1)梅をきれいに水洗いした後、3~5時間くらい水につけてあく抜きをする。水気をしっかりと切り、なり口のヘタを竹串でていねいに取る。
2)煮沸し、アルコールできちんと消毒して乾かしておいた瓶に、梅、氷砂糖を交互に入れて、最後にリンゴ酢を加える。
3)瓶をゆすって、全体に酢をなじませたら、日の当たらない冷暗所に置く。底の方に砂糖が沈むので、溶けるまでときどき瓶をゆすって、全体に馴染ませる。
4)1週間くらいすると、梅にシワができはじめ、シロップが上がってくる。
梅がすべてシワシワになり、氷砂糖がしっかり溶けたら出来上がり。2週間から1か月後が飲みごろで、冷たい水や炭酸で割ったり、かき氷にかけても楽しめます。
夏の暑さや梅雨の湿度に悩まされるこれからの季節、梅のクエン酸パワーを上手に活用してみては。疲れて食欲のないとき、疲労回復、夏バテ予防などにもうってつけです。
六甲の天然水「マロッ」と共に、本格的な夏を元気に乗り切ってください。