梅干ごはんをさっぱりと
猛暑が続き、熱中症警戒アラートが連発され、外出もままならない状況に、食欲が落ちた方、結構多いと思います。
こんな時に作っていただきたいのが梅干ごはんです。
梅干の酸味は、夏バテや食欲減退の予防と改善に高い効果を発揮します。
酸っぱさの元であるクエン酸は、疲れの原因になる乳酸を身体の外へ出してくれるため、疲労回復や肩こり解消に効果があるといわれています。
クエン酸はまた、カルシウムの吸収率を高める作用もあり、骨の成長過程にある子どもや、骨粗しょう症の発生率が高い女性にはとくにおすすめです。
一番簡単なのは、炊き立てのごはんの上に梅干しをトッピングすること。
でも、梅干しと米を一緒に炊き上げると、梅から出るうま味がごはんにしみこみ、味わいがぐっとアップします。
爽やかな酸味がほんのりと感じられ、梅干ごはんのおいしさが楽しめます。
分量は米1合に中くらいの梅干1個が目安。
炊飯器に米と水を入れて梅を乗せ、炊き上がったら、種を除いて、梅肉とごはんを軽く混ぜると出来上がり。
そのまま食べたり、おにぎりにしたり、お茶漬けにするとさらりと食べられます。
もうひと手間かけられるのであれば、だし汁と調味料を加えた炊き込みごはんはいかが。
分量は、米2合に梅干し2個、だし汁300㎖、塩小さじ3/4。香りづけにしょう油小さじ1/4もお忘れなく。
炊飯器に米、だし汁を入れますが、目盛に足りない場合は水を加えてください。
さっぱりとした口あたりと深いうま味に、お箸がとまらなくなること間違いなしです。
六甲の天然水「マロッ」とともに、おいしくお召し上がりください。