野外での食中毒にご用心!
コラム料理2024年5月15日
行楽にもってこいの5月。
アウトドアでバーベキューなどを楽しむ機会があるのでは。
一方で、気温や湿度が高く、食中毒の原因となる細菌が増殖しやすい季節でもあります。
生の食肉には、O157などの腸管出血性大腸菌、カンピロバクター、サルモネラなどの食中毒菌が付着している可能性があります。
野外での食中毒予防に欠かせないポイントを紹介します。
1)焼くまでは低温に保つ!
クーラーボックスや保冷剤を使用して、購入から食肉を焼く直前まで、細菌をできるだけ増やさないよう、10℃以下で保存しましょう。
2)食肉はしっかりと火を通す!
野外では火力が安定しませんが、肉の中心部までしっかりと加熱(75度で1分以上)して、菌を死滅させましょう。レバーなどの内臓や食肉は、生や加熱不十分な状態では絶対食べないでください。
3)しっかり手を洗う!
調理する前、肉をさわった後、トイレに行った後、食事の前は、しっかりと手を洗いましょう。
4)トングや箸は使い分ける!
生肉に使ったトングや箸にも菌が付いています。
焼いた肉を食べる箸は専用のものを用意しましょう。
六甲の天然水「マロッ」と共に、安全にバーベキューをお楽しみください。
参考:一般社団法人兵庫県食品衛生協会HPより