無病息災を願う七草がゆ
コラム健康料理2017年1月4日
1月7日の朝に食べる「七草がゆ」もお正月行事の一つです。
食べると万病を退けるといわれ、一年の無病息災を願うとされますが、
お正月の暴飲暴食で弱った胃腸をやわらげるためのものでもあります。
七草とは、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、
ホトケノザ、スズナ(蕪)、スズシロ(大根)の若菜が基本。
全国でこの時期に採れる野菜が違うため、組み合わせは各地で異なります。
作り方は簡単です。
おかゆづくりのポイントは、米とお水の加減にあります。
米1に対するお水の割合は、全がゆ5、七分がゆ7、
五分がゆ10なので、お好みの水加減で。
水と米をきちっと測って入れた鍋を中火にかけて、煮立ったら、
しゃもじで底からかき混ぜ、ずらして蓋を置き、弱火でコトコト30~40分。
おかゆモードのある炊飯器なら、目盛りに合わせてください。
七草は、スーパーなどで売られている「春の七草パック」を買い、
少し塩を加えた湯でゆがき、刻んでおきます。
炊きあがったおかゆを塩で好みに味付けし、七草を加えれば出来上がり。
おいしいマロっの水で七草がゆをお試しください。