豊作の栗をおいしく簡単に
コラム料理2021年10月7日
少し前の長雨で、高騰していた野菜の値段が落ち着き始めました。
今年は栗が豊作で、値段も昨年よりも下がっているそうです。
栗は縄文時代の遺跡から出土しているほど、歴史が古く、丹波地方で平安時代から栽培が盛んになり、国内に広がったといわれています。
かたい皮は、熱湯に1時間ほど浸しておくとむきやすくなります。
時間があるなら、水に数時間から半日ほどつけておくと、栗の中に虫がいたとしても、虫を追い出すことができるようです。
また、渋皮には抗酸化作用があり、風味もいいので、むくときに少し残しておくと、よりおいしく、栄養価もアップさせることができます。
栗ごはんや甘露煮など、秋の味覚に栗は欠かせません。
昔からおやつとしても親しまれてきましたゆで栗が、一番簡単に作ることができるのではないでしょうか。
作り方は、①水気を切った栗を鍋に入れ、たっぷりの水、塩を入れます。
この時、水1000ccに対して塩大さじ1を目安に。
鍋を火にかけて、煮立ったら弱火で40分ほどゆでます。
②粗熱がとれるまで鍋の中で冷やすと、アクが抜け、しっとりしたゆで栗の出来上がりです。
六甲の天然水「マロッ」とともに、おいしくお召し上がりください。