4月20日は「穀雨」。 本格的な農作業のはじまりです。
コラム2019年4月18日
立春や夏至など、季節の移り変わりの目安となる、二十四節気(にじゅうしせっき)。
平安時代から使われている暦(こよみ)で、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたものです。
雨や露、雪など、温度によって姿を変えていく、水に関わる言葉がたくさん含まれています。
4月20日から、春季の最後の節気、「穀雨」に入ります。
春雨は穀物の恵みの雨、五穀豊穣をもたらすことから名付けられたもの。
変わりやすい春の天気がこのころから安定し、日差しも強まってくるため、古くから、田植えの準備をする目安としてきたそうです。
春に別れを告げると、穀雨の終わりごろに、八十八夜を迎えます。
この時期に摘んだ新茶が、最もおいしいお茶とされています。