ミネラルウォーターの作り方
コラム2022年2月10日
オミクロン株による感染が、全国的に日々拡大しています。
予防のためのマスク生活で忘れてならないのが、こまめな水分補給です。
コロナ禍の暮らしでも、ミネラルウォーターは欠かせません。
そもそもミネラルウォーターは、どうやって作られるのでしょうか。
世界各地で製品化されていますが、国によって製造方法は異なり、なかでも原水を殺菌する工程に大きな違いがあります。
日本やアメリカなどでは、原水を加熱殺菌、あるいは、同等以上に効果のある方法で殺菌処理を行うことが前提となっています。
一方、ヨーロッパ諸国では無殺菌・無除菌で製造されています。
これは、水に対するそれぞれの国の考え方や文化の違いがあるからです。
日本では、食品衛生法に基づく規格の中に、ミネラルウォーター類の製造基準が定められています。
作り方は、まず、原水を汲み上げ、目の粗い濾過器を通して、砂礫などの異物を除去。
続いて、85℃で30分の加熱殺菌、あるいは、同等以上に効力のある殺菌、または除菌濾過が行われます。
そして、容器に充填機で自動的に充填、巻締機でキャップが密栓・密封、出荷されます。
六甲の天然水「マロッ」は自然なままの美味しさを損なわないよう、濾過フィルターで除菌。
自社工場で安心、安全に製造しています。
(参考)日本ミネラルウォーター協会ホームページ