2月の手仕事●大根
寒さのピークを迎える1~2月が旬の大根。
この季節は、寒さから身を守るために糖分が増して甘みがあり、みずみずしく、やわらかいのが特徴。煮ものやサラダ、漬物などに向いています。
栄養面では、消化を助け、胃腸を整える、複数の消化酵素を含んでいます。
ジアスターゼは脂質、アミラーゼもでんぷんの分解を促進するため、食べすぎによる胸焼けや胃もたれ、二日酔いを防ぐ効果が期待できます。
また、大根の葉は栄養素が豊富な緑黄色野菜です。風邪予防が期待できるβカロテン、カルシウムや鉄などのミネラルなどが含まれるので、葉も捨てずに、食したいものです。
大根は、1本で買うと使いきるのが意外と大変。
残りを保存が効く「ハリハリ漬け」にしてはいかがでしょうか。
<材料>
大 根 1/2本
しょうが 20g
昆 布 5cmくらい
赤唐辛子 1本
◆漬け汁
しょう油 大さじ4
酢 大さじ2
砂 糖 大さじ2
<作り方>
1)大根は、皮つきのまま、5㎝の長さ、縦横1cm角程度に切る。
2)ベランダなどの太陽のあたる場所で、1~2日天日干し、夜は室内に入れて、好みの固さになるまで干す。
3) しょうがは千切り、昆布は細切り、赤唐辛子は小口切りにして、漬け汁とともに鍋に入れて火にかけ、砂糖を溶かす。
4)保存袋に3)と干した大根を入れて、手で揉みほぐす。
5)半日~1日冷蔵庫で保管すれば、出来上がり。
保存は冷蔵庫で1週間ほどは可能です。
六甲の天然水「マロッ」とともにお楽しみください。