7月の手仕事●新ショウガ
青果店やスーパーの店頭で見受けられるようになった新ショウガ。
初夏に出回る、茎の付け根が紅色をしているショウガで、皮の色が白くて、さわやかな香りとみずみずしさが特長です。
繊維が少なくてやわらかいため、そのまま食べることができます。
香りを楽しむなら、薬味なら皮ごとすりおろして。
皮をむく場合は、スプーンでこそげ落とすと簡単です。
新ショウガは通常のショウガに比べて、日持ちしないので、加工品にするのがお薦め。
代表的なものが「甘酢漬け」、お寿司屋さんでいうところの「ガリ」です。
冷蔵庫で保存をすれば、数か月、長ければ半年以上楽しめます。
◆材料◆
新ショウガ 150g
〇甘酢
米酢 100ml
砂糖 40g
塩 小さじ1/2
◆作り方◆
1 新ショウガはスプーンで皮をこそげて流水で洗い、繊維に沿ってごく薄切りに。スライサーでカットするのも可。
2 1を熱湯にサッとくぐらせて、ザルにあげて水気を切り、冷めたら手で絞る。
3 鍋に甘酢の材料を入れ強火にかけ、砂糖が溶けたら、火を止めて冷ます。
4 煮沸消毒した容器に新ショウガと甘酢を入れる。2~3時間たつと食べられるが、2〜3日なじませると、さらにおいしく出来上がる。
甘酢漬けは寿司だけでなく、ちょっとしたお酒のおつまみや、肉料理に合わせるなど、いろいろな食べ方ができます。
また、新ショウガそのものは、ご飯やかき揚げ、豚肉の炒めものなど、調理法も多彩。
六甲の天然水「マロッ」とともに、新ショウガをバラエティー豊かにお楽しみください。