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ワインのお供にチェイサーを

コラム健康2024年11月20日

 
 
フレッシュな味わいを求めて、世界中で盛り上がるボジョレー・ヌーヴォーは、日本でもすっかり定着し、秋の風物詩になっています。
19世紀頃から、収穫をよろこぶ祭りのような形で始まったそうで、フランスの法律によって、解禁日は毎年11月第3木曜に定められています。
 
今年のボジョレー・ヌーヴォーの解禁日は11月21日です。
 
ボジョレー・ヌーヴォーとは、フランス・ブルゴーニュ地方の南側、ボジョレーという地区で造られる新酒のこと。通常の赤ワインは瓶に詰める前に樽で寝かせて少し熟成させますが、ボジョレー・ヌーヴォーは1ヵ月半ほどで造られています。
赤ワインは冷やすと渋みが出てくるため常温(15~20℃程度)で飲みますが、ボジョレー・ヌーヴォーは渋みがあまりないので、少し冷やして飲むのがお薦めです。
 
軽やかでおいしく、楽しい時間を過ごしていると、つい飲みすぎてしまうことも。
翌日に影響のないよう、お酒を上手に飲むためには、水分の補給が欠かせません。
 
飲酒はアルコールによって利尿作用が上がり、飲んだお酒以上の水分が尿として出ていってしまうこともあります。合間に水を飲むことで、脱水症状に陥りにくくなります。
加えて、合間の水で、お酒を飲む回数が抑えられて、アルコール摂取量が少なくなります。
さらに、胃の中などでお酒が薄められて、アルコール度数が下がるために、酔うスピードを緩やかにすることもできます。
 
日本酒などの和系の酒と一緒に飲む水は「やわらぎ水」、ウイスキーなどの洋酒と一緒に飲む水は「チェイサー」と呼ばれています。
 
これからの季節は忘年会などのお酒の席も増えていくことでしょう。
飲酒の前に水や白湯を1杯、飲酒中は日本酒の場合は同量、ワインの場合は同量から2倍、飲酒後はたっぷりと、水分を補給しながら、お酒と上手におつきあいください。

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