コップ1杯の水をこまめに
コラム健康2017年5月8日
昼間は少し汗ばむようになってきました。
喉が渇くほどでもない季節こそ、水分補給に気を配りたいものです。
厚生労働省によると、大人の1日の水分排出量は、尿や便で1.6リットル、呼吸や汗で0.9リットル。
一方の摂取量は、食事で1リットル、体内で作られる水分、タンパク質や炭水化物、脂肪などの代謝によって得られる水分が0.3リットルで、その差の1.2リットルを摂取しなければなりません。
水分摂取量の不足は、健康障害や重大な事故の大きなリスク要因の一つとされているからです。
一度にたくさんの水を飲むことはできませんので、コップ1杯の水をこまめに心掛けてはいかがでしょうか。
まずは、健康によいとされる、朝、起きぬけの1杯。朝・昼・晩ごはんの間の各1杯。お風呂に入った後の1杯。そして、水分が不足しやすい就寝前の1杯。これで1日の摂取量をクリアできます。
さらに、スポーツの前後や途中の補給、お酒を飲む場合は、飲酒中やその後に水分を摂ることが重要とされています。
夏が本格化する前に、マロッのおいしい水をコップ1杯、毎日の生活の中で習慣づけてください。