朝、起きぬけの1杯の水
コラム2016年3月22日
「朝、起きぬけに1杯の水を飲むのは健康によい」と聞いたことがある人は少なくないでしょう。
これは、便秘気味の方にはぜひ試していただきたい健康法です。
朝、起きぬけの1杯の水は副交感神経に働きかけ、胃腸の働きを活発にして老廃物を体外に排出してくれます。
人には体の動きを活発にする「交感神経」と、鎮静作用があり眠っている時などに働いている「副交感神経」があります。
体は、朝、起床して交感神経に切り替わり、1日を活動する準備にかかります。交感神経に切り替わると、胃腸の働きが抑制され、便がもよおしにくくなってしまいます。
1杯の水は、一時的に副交感神経を復活させるのです。
できるなら、余裕を持って起床して、胃腸の蠕動(ぜんどう)運動を遮らないようする習慣を身につけたいものです。
硬水はダイエットに効果的で、便秘によく効くと言われます。
ただ、胃腸に負担がかかってしまうという難点もあります。
その点、マロッは中硬水。口あたりもよく飲みやすいので、「朝、起きぬけの1杯の水」にご利用いただければと思います。
少し低めの温度がお勧めですが、常温でも効果は期待できます。
毎朝、スッキリとして、さわやかに1日を始めたいですね。
【参考文献】
知られざる水の「超」能力
藤田紘一郎著
出版元:講談社+α新書