昔の六甲山は・・・?
コラム六甲山2016年2月4日
六甲山といえば、緑の豊かさを想像される方が多いのではないでしょうか。
しかし、江戸時代には「はげ山」と呼ばれるほど荒れ果てていました。
樹木の伐採や山火事などで次第に森林が荒廃していったそうです。
その結果、頻繁に土砂災害が起こるようになりました。
災害を防止し、上水道の水源地を保全するため、1902(明治35)年から六甲山の大規模な砂防植林が始まりました。
緑化の取り組みは、現在も多くの人の手によって続いています。
六甲山系から流れている水がおいしいのは、先人たちの努力の賜物なのですね。