六甲山で「からくり人形~西洋と日本~」を開催
冬の六甲山で、澄んだ空気の中に響くオルゴールの音色とともに、雅やかな時間を過ごしてみませんか。
六甲オルゴールミュージアムに、九代玉屋庄兵衛による江戸からくりが加わりました。
これを記念して、新収蔵記念特別展「からくり人形~西洋と日本~」を開催。
これまで19世紀後半に欧州で盛んに制作された「自動人形(オートマタ)」を収蔵し、それと比較する形で、日本で独自に発展した「江戸からくり」もコレクションしてきました。
両者は非常に似通うところがある一方、まったく正反対の特徴を併せ持っています。
特別展では、スタッフの解説を聞きながら、からくりの動きを見ることができます。
1月12日(日)には「九代玉屋庄兵衛 江戸からくり実演&講演会」を行います。
「玉屋庄兵衛」とは、享保18年(1733年)に、京都のからくり人形師 庄兵衛が名古屋を訪れ、翌年名古屋の玉屋町に移住したことから、名乗ることに。
以来300年近く、尾張名古屋で、地元の祭りに出場するからくり人形の制作や修理に代々関わってきました。
講演会では、九代玉屋庄兵衛を迎え、江戸時代から続く「玉屋庄兵衛」の伝統や江戸からくりの貴重なお話と共に、江戸からくりを実演。
入館料のみで参加でき、11:20~、13:20~、15:20~、各回約30分を予定しています。
特別展は1月6日(月)~3月1日(日)で、期間中の木曜は休館。
10:05と、16:00までの毎時00分からミュージアム・コンサートを各回約30分間実施し、後半15分で、19世紀に西洋でつくられた自動人形と江戸からくりが実演されます。
また、期間中ご来館の大人に、シュトラウス・カフェ(2階)で入館当日のみ利用できるドリンク券も配布。コンサートの待ち時間などに、温かいドリンクも楽しめます。
六甲オルゴールミュージアム
https://www.rokkosan.com/museum/