みずみずしい体とは?
コラム2016年3月14日
「赤ちゃん肌」とは、よく化粧品の宣伝文句で、目にする言葉。
確かに、赤ちゃんの肌は、ぷるぷるしていてみずみずしく、ふれると気持ちいいですよね。
実際、赤ちゃんと高齢者とでは、水分の含有量がぜんぜん違います。
<人体における体重の水分含有量の割合>
新生児・・・・約80%
成人・・・・・約60%
高齢者・・・・約50%
赤ちゃんの体は高齢者に比べて30%も水を多く含んでいるのです。みずみずしい赤ちゃんの肌とは、文字通り水分が多いのです。
人は成長するとともに、日常生活を送る上で必要な脂肪が増え、水分が減っていきます。高齢になると基礎代謝量が落ち、さらに水分が減るため、皺が増え、肌も含めて体が固くなってくるというわけです。
そして、意外にも太っている人より、痩せている人や筋肉質の人の方が水分は多いのです。
水分は筋肉に多く含まれ、脂肪にはあまり含まれていないためです。
この理由で、女性より男性の方が水分が多いです。
若々しく、みずみずしい体を維持するためには、適度な運動で筋肉をつけ、こまめな水分補給が大切というわけですね。
できるなら、水の質にもこだわりたいですね。
【参考文献】
水の雑学がよ~くわかる本
杉山美次著
出版元:秀和システム