ミネラルの効果
コラム2016年3月10日
人間にとって必要とされているミネラルは、16種類で必須ミネラルと呼ばれており、
そのうち13種類が厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」において、健康の維持・増進、生活習慣病予防を目的に摂取量の基準が示されています。
さらに13種類のミネラルは「主要ミネラル」、「微量ミネラル」の2つに分類されています。
今回はその中でも、主要ミネラルと言われる7種類のミネラルの持つ働きについて紹介します。
(いずれも1日に100mg以上の量が必要とされています。)
カルシウム…骨や歯を強くし、神経のいらだちを抑える。<乳製品・海藻類>
リン…疲労回復の手助けをし、骨や歯を丈夫に保つ。<魚介類・乳製品・豆類>
カリウム…血圧を正常に整え、筋肉の収縮を正常に調節する。<果物・野菜>
硫黄…細菌感染への抵抗力をあげる。<肉類・魚介類>
塩素…血液中の酸とアルカリのバランスの維持。体内の老廃物を排出する。<食塩・醤油>
ナトリウム…血圧などの浸透圧の維持。消化の促進。<食塩・醤油>
マグネシウム…神経のいらだちを緩和。筋肉痛を和らげる。<海藻類・豆類>
<>内の含有食品は一部ですが、肉類、魚介類、豆類など、幅広い種類の食べ物にミネラルが含まれていることが分かります。
まんべんなく、しっかり食べることで、ミネラルもバランスよく摂取できますね。
バランスの良い食事と一緒に、ミネラルウォーターを飲むと、さらにミネラルを効率よく摂ることができます。