災害に備える③
2025年1月17日に阪神淡路大震災から丸30年を迎えます。
これを機会に、自宅の災害備蓄品について、再確認してみませんか。
食料や飲料などの備蓄は十分でしょうか。
電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、 普段から飲料水や保存の効く食料などを備蓄してください。
防災のために特別なものを用意するのではなく、できるだけ、普段の生活の中で利用している食品等を備えてください。
「食料・飲料・生活必需品などの備蓄の例」
■飲料水3日分(1人1日3リットルが目安)
■非常食3日分(アルファ米などのご飯、ビスケット、板チョコ、乾パンなど)
■トイレットペーパー、ティッシュペーパー、マッチ、ろうそく、カセットコンロなど
ただし、大規模災害発生時には、「1週間分」の備蓄が望ましいとされています。
食料品は賞味期限が切れたら直ちに食べられなくなるわけではないとはいえ、品質が劣化しおいしく食べられない可能性はあります。
そこでお薦めしたいのが、「ローリングストック」で備蓄しておくことです。
ローリングストックとは、農林水産省によると、「普段の食品を少し多めに買い置きしておき、賞味期限を確認しながら、古いものから消費し、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法」です。
普段の買い物にあわせて無理のない範囲でできるため、費用面や時間面の負担が少ないという特徴があります。
備蓄場所は、普段の買い置きスペースを少し増やすだけで済みます。
簡単に食べられる缶詰やレトルト食品などを「ローリングストック」しておけば、災害への備えとしても役立つでしょう。
外出中に災害が発生することを考えて、普段から持ち歩く飲料水やチョコレートなどの「持ち歩き用品」も備えておけば万全です。
備蓄水は六甲の天然水「マロッ」をストックして、緊急時にご活用ください。
また、飲料水とは別に、トイレを流したりするための生活用水も必要です。
日頃から、水道水を入れたポリタンクを用意する、お風呂の水を張っておく、などの備えを心掛けてください。
(参考)首相官邸ホームページ
農林水産省ホームページ