12月の手仕事●さつまいも
コラム料理2023年12月4日
やさしい甘さのさつまいもは1月までが旬。
エネルギー源となる糖質が豊富で、食物繊維やビタミンCなども含まれています。
調理法は蒸したり、焼いたり、煮たりと多彩ですが、煮て干すだけの干し芋は、砂糖や食品添加物などを一切含まないため、ヘルシーさで注目されています。
干し芋にはマグネシウムやカルシウムなどのミネラルが豊富で、なかでもカリウムは、蒸すだけに比べて、2倍もの量を含んでいるそうです。
古くから保存食として親しまれてきた干し芋は、いまではスーパーなどで手に入りますが、作り方は簡単なので、ぜひチャレンジしてみてください。
<材料>
さつまいも お好きな量で
<作り方>
1)さつまいもを鍋に入れて、たっぷりの水を注ぎ中火に。沸騰したら弱火にして30〜40分ゆでる。
2)細串を刺してスーッと通るくらいになったら、ザルにあげて、手で持てるようになるまで冷ます。
3)冷めたら繊維の多い先端を切り落とし、皮をむいて、1cm程度の斜め切りにする。
4)切ったさつまいもをザルに重ならないように並べ、表裏、両側を3~5日かけて天日干しにして、乾いたら出来上がり。
天候によって干す日数が異なるので、様子を見ながら調整を。
六甲の天然水「マロッ」とともに、干し芋の素朴なおいしさをお楽しみください。