1月15日は小豆粥で健康祈願
コラム健康料理2018年1月9日
お正月のお粥といえば、七草粥を思い浮かべますが、小正月の1月15日にも、小豆粥を食べる風習があります。
古来より中国や朝鮮などの東アジアでは、小豆の赤色は邪気を追い払う神秘的な力を持っていると考えられ、祭祀の場で用いられてきました。
赤色は陽で陰を抑えると観る、陰陽道の影響も大きいようです。
中国で小豆粥を炊き、邪気を払って健康を祈願したのが、平安時代に伝来。
お正月の最後となる小正月に、赤いお粥を食べて、新しい1年元気で過ごせるようにと願をかけるようになったそうです。
その色から桜粥とも呼ばれ、京都では「あずのおかいさん」と親しまれています。
加えて、小豆はデトックス効果があるため、年末年始に食べすぎた身体をスッキリさせる意味でも食べていただきたいですね。
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