3月の手仕事●新タケノコ
春の訪れを告げるタケノコ。
カリウムや食物繊維などを豊富に含み、健康面や美容面でも優れた野菜だといわれています。
竹の若芽であり、成長が速くてすぐに竹となってしまうので、新タケノコを楽しむことができるのは限られた期間。
国内で食用として一般的なモウソウチクのタケノコは、3月から5月にかけてが旬です。
茹でてアクを抜くのが面倒で…と思われがちですが、旬のタケノコをきっちりと茹でると、香りと風味が格段に違います。
今年はぜひ、新タケノコを茹でてみてください。
◆材料(作りやすい分量)◆
タケノコ:1~2本(約1kg)
米ぬか:1カップ弱
1 タケノコは堅い皮を2〜3枚むき、穂先(5〜6cm)を斜めに切り落とす。
実を切らないように2cmほどの深さで、縦に2〜3か所切り目を入れる。
2 大きくて深めの鍋にタケノコを入れ、かぶる程度の水、米ぬかを入れて、強火にかける。
※米ぬかがない場合は米の研ぎ汁でも可
3 グラグラと沸いてきたら中火にし、フツフツと沸いた状態を保ちながら、柔らかくなるまで1時間ほど茹でる。根元部分に竹串を刺し、中心までスーッと通れば火を止め、鍋にふたをしてしっかりと冷ます。
4 冷めたら流水で洗い、米ぬかをきれいに落として、皮をむく。
タケノコは時間が経つにつれ、アクが強くなるので、できるだけ早く茹でるのがポイント。
すぐに使わない場合は、二~四つ割りにして保存容器に入れ、完全にかぶるまで水を加えて、冷蔵庫へ。毎日水をかえると、3〜4日保存できます。
六甲の天然水「マロッ」で、新タケノコをよりおいしく召し上がってください。