おいしい鍋①基本
コラム料理2022年12月13日
寒さが身に染みるこの季節、食卓に鍋料理の登場が多くなりますよね。
鍋料理はだしに具材を入れて煮てと、調理はシンプルですが、ちょっとした心掛けでおいしさがぐっとアップするってご存じでしたか。
鍋に具材を入れるときは、だしの中で泳ぐことができるくらいの量にしておきましょう。
泳ぐことで具材に熱がいい具合に回り、おいしくなっていきます。
具材は入れすぎないことがポイントです。
鍋に浮かぶアクは雑味の元。
肉や魚のアクは雑味につなりますが、野菜のアクはうまみになります。
神経質に取り除かなくてもOK!
アクをすくうと臭みやえぐみを取り除けますが、取りすぎるとうまみも取りすぎてしまうので、野菜のアク取りはほどほどに。
鍋が煮立ったら、サッとお玉ですくうぐらいが、おいしい頃合いです。
汁ものは「煮えばな」がおいしいといわれます。
煮えばなとは、ぐらっと沸いた直後のこと。
沸騰したら火を弱め、まず、「煮えばな」を召し上がってください。
グツグツと煮立て続けると風味が飛び、味はどんどん落ちていきます。
火加減は常に中火にして、プクプクと泡が躍るぐらいの状態をキープしたいものです。
具材を追加するときは、鍋にある具をすべて上げてから、入れてください。
煮上がった具材が混じっていると、味が落ちるので、完全に具を取ってから、新たに加えるようにしましょう。
六甲の天然水「マロッ」は、いつもの鍋料理をよりおいしく仕上げます。