旬のスモモをおいしく
コラム料理2022年7月26日
ちょうどいまの季節、スーパーや青果店の店先に、多彩なスモモが並んでいます。
スモモには西洋スモモの「プルーン」と、日本スモモの「すもも」があります。
ヨーロッパやアメリカで古くから食べられてきたプルーンは、縦長の楕円形で、実は紫色やダークパープル。
日本で見られるすももは、中国原産で丸い形をしていて、実の色は黄緑や赤色。李(あんず)、プラムの仲間です。
すももは、もぎたては酸味が強いため、3~7日常温で保存したいもの。
常温保存の目安は実の固さで、少し柔らかくなり、香りもたってきたら、甘味が増して食べごろになります。
とはいえ、酸味が好きな方は、固めで召し上がってください。
完熟したら、常温では日持ちしないので、冷蔵庫の野菜室へ入れておきましょう。
プルーンならば、皮にシワが寄るほどに完熟させてから食べましょう。
スモモの表面で、粉を吹いたように見えるブルームは、口に入れても害はありませんが、気になる方は水で洗い流してください。
食べ方としては、丸ごとはもちろん、加熱してジャムやコンポートに、ピューレなどを水で割って飲むのもお薦めです。
旬のスモモは、六甲の天然水「マロッ」とともにおいしくどうぞ。
熱中症対策にもなりますから。