シュワッと爽快な炭酸水を
コラム六甲山2022年3月4日
弥生、3月。月が替わって、春が一気に近づいてきた気がします。
気温が上がると、爽やかな飲み物が恋しくなりませんか。
このところ注目を集めているのが、炭酸水です。
炭酸水とは、二酸化炭素が溶け込んだ水のこと。
いろんな種類がある炭酸水ですが、そもそも「天然炭酸」と「人工炭酸」に分けられています。
天然炭酸は、湧水としてくみ上げられるときに二酸化炭素を豊富に含んでいるもので、天然の状態で発泡しています。
その歴史は古く、古代ローマ時代に、天然の鉱泉などが飲まれていました。
一方の人工炭酸が作られるようになったのは18世紀から。
ヨーロッパで人工的に炭酸ガスを発生させて、水に含ませる方法が開発。
最初は酸性の水に、炭酸を入れた水が医療用として使われていたようです。
日本では天然炭酸がほとんど存在しませんが、明治22年ごろに、六甲山系のふもとにあたる宝塚で炭酸鉱泉が発見。翌年から瓶詰め生産が始まりました。
有馬の天然炭酸水も有名です。
最近は、炭酸水の流行もあって、飲みたいときに自宅で好みに合わせて簡単に作られる「ソーダマシーン」が人気を集めています。
六甲の天然水「マロッ」でも「e-soda」をお取り扱い中!
手軽に炭酸水を楽しんでいただけます。