桃の節句をさまざまなスタイルで
イベントコラム2022年2月25日
桃の節句3月3日は、5月5日の端午、7月7日の七夕などと並ぶ、季節ごとの食物を神様に供える五節句(ごせっく)のひとつ。
江戸時代に、5月5日が男の子の節句であるのに対し、3月3日は女の子の節句と定められたそうです。
やがて旧暦の3月3日の頃に桃の花が咲くことや、桃は魔除けの効果を持つと信じられていたことから、「桃の節句」と呼ばれるようになったようです。
お供えものには、雪の下から新芽が芽吹き花開く姿を模したとされる菱餅(ひしもち)、菱餅を野外で食べるために作られたといわれるひなあられ、貝がぴったりと合う様子から夫婦円満の象徴とされるハマグリ、江戸時代に広まったという白酒などがあります。
最近は、ひな人形や菱餅をかたどった洋菓子やケーキを用いたり、大人しか飲めない白酒の代わりに、甘酒や乳酸菌飲料を楽しんだりと、お祝いの仕方も変化してきています。
桃の節句は、昔ながらの風習もよし、それぞれのライフスタイルに合わせた新しいお祝いもよし。
家族みんなで、春を無事に迎えられたことを喜び、これからもみんなが元気で過ごせるようにと願ってはいかがでしょう。
六甲の天然水「マロッ」をお供にどうぞ。