ミネラルウォーターの原料は?
コラム2022年2月3日
このところの豪雪や地震など、頻繁に起こっている非常時への対策として欠かせないのが飲料水の保存。
ミネラルウォーターの需要は、平成元年から30年間で30倍以上に拡大し、いまや生活必需品の一つでもあります。
このミネラルウォーターの原料となる水は、どこから来ているのでしょうか?
天空から降った雨や雪の大部分は、日本の場合、地形のほとんどが急峻な山地で形成されているため、地表を一気に駆けおりて、海へ流れ込んでいます。
しかし、その一部は樹木の表面を濡らし、木の葉に溜まり、また一部は地中深くに染み込みます。
そして、長い年月をかけて、砂や砂礫の層を潜りぬけ、粘土層や固い岩盤などの不透水層にもぶつかっては滞留し、その上を流れてゆきます。
その間に、幾層にも重なる地層が自然のフィルターとなって、ろ過されるとともに、地層を移動、滞留している間に、土壌の中にある多種微量のミネラル成分を溶かし込んでゆきます。
これらの地下を流れた、滞留している天然水を汲み上げ、湧出している天然水を加工して、容器に詰めたものがミネラルウォーターとなります。
「六甲の天然水 マロッ」は六甲山系の地下200メートルから汲み上げています。
参考:日本ミネラルウォーター協会