春を運んでくる「たけのこごはん」をシンプルに
コラム料理2017年3月24日
肌寒い日がまだ続いていますが、春はもう目の前。
これからの季節を代表するごはんといえば、たけのこごはんでしょう。
たけのこの香りと食感、味が春を運んできてくれます。
たけのこはできれば生のものをヌカや生米を入れて煮て、あく抜きからしたいところですが、生たけのこが手に入らない方も多いかと思います。
スーパーなどで売っている、あく抜き済みのたけのこでも十分においしく炊き上がります。
作り方はご家庭や地方によってさまざまです。
お米と一緒にたけのこと鶏肉、その他お好みの具をいろいろと入れられたり、
味付けにはしょうゆやみりんなど、多彩な調味料を用いられると思います。
でも、春たけのこが持つ野性味を感じるためには、具材も、味付けもシンプルが一番です。
米にたけのこと細かく刻んだ薄揚げ、味付けは日本酒とうす口しょうゆ。
トッピングに木の芽を添えるだけ。
豊かな自然に育まれたマロッで、シンプルに炊き上げてみてください。