水のかたち
コラム2016年11月25日
54年ぶりという、11月の雪が、関東地方に訪れました。
水は温度によってかたちを変えます。
目には見えませんが、空気中に水蒸気として含まれていて、気温が下がると、
水蒸気が結露して、再び目に見えるかたちで現れます。
霧、霞(かすみ)、靄(もや)、雲、雨…
今回のように冷たい空気がなだれこむと、
霙(みぞれ)、雪、さらに冷え込むと、氷へと、姿を変えていきます。
春夏秋冬があって、縦に長い日本列島では、霜、氷柱、霧氷、樹氷と
その名も美しい、冬の自然現状が各地で見受けられます。
世界的な異常気象が続き、天気予報の的中率は高いとはいえませんが、
今年の冬は寒さが厳しいとか。
朝起きると、雪景色が広がっていた…
そんな日が近いかもしれません。