立冬はギョーザ鍋で温まって
コラム料理2019年11月19日
暦の上で、冬の始まりとされる「立冬」。
今年は11月8日(金)~22日(金)。立冬を過ぎると、穏やかな小春日和と寒い日を繰り返しながら、寒さが深まっていきます。
このところの異常気象で、ピンとこない方も多いかと思いますが、落ち葉が舞い、虫や動物たちが冬眠に入るとされるのがこの季節です。
冬至はかぼちゃを食べますが、立冬には、特別な食べ物はありません。
現代では、立冬は「鍋の日」と、新米に由来する「あられ・おせんべいの日」になっているようです。
中国では、立冬は大切な日とされ、寒い冬に向けて滋養をつけるために、南部では鶏肉・羊肉・魚などを食べます。
北部では水餃子を食べるそうです。
中国語の餃子の発音が交代(季節の交代)という発音と似ているから、あるいは、中国後漢の官僚で、医聖と崇められた張仲景が、寒さと飢えで亡くなる人々を見て、スープに餃子を入れて配り、元気を取り戻したからなど、その由来は諸説あります。
日中はまだ実感がありませんが、朝晩は寒くなってきました。
今夜あたり、ギョーザ鍋で温まってはいかがでしょうか。
六甲の天然水「マロっ」で、よりおいしく召し上がってください。