満天の星空の下、涼やかなオルゴールの音色に、夏の暑さを忘れる
六甲オルゴールミュージアムは開館25周年を記念して、9月10日(火)まで、特別展「星空とオルゴール~銀河鉄道の旅~」を開催中です。
銀河鉄道に乗って旅をしているかのように、満点の星々に包まれながら、宮沢賢治の小説の世界をオルゴールの演奏と共に楽しめます。
『銀河鉄道の夜』は銀河を走る鉄道に乗って、さまざまな人々に出会い、そして別れる物語。
車窓から主人公たちが眺めたであろうイメージが大きく投影されるなか、アンティーク・オルゴールなどの自動演奏楽器の音色を鑑賞できます。
演奏は10時半から16時半までの毎時30分から約15分間。
曲目は、物語に関連して、「星めぐりの歌」(作曲:宮沢賢治)、映画『銀河鉄道の夜』から「幻想の歴史」(作曲:細野晴臣)、交響曲第9番『新世界』第2楽章(作曲:A・ドヴォルザーク)、オラトリオ『メサイア』から「ハレルヤ」(作曲:G・F・ヘンデル)など。
オルゴールミュージアムの所蔵品のレパートリーからは「きらきら星変奏曲」(作曲:W・A・モーツァルト)など。
7月27日(土)にはコンサート「宮沢賢治の音楽世界」も開催します。
宮沢賢治は音楽好きとして知られ、西洋音楽などの影響を受けて書かれた作品もあります。賢治の生涯を追いながら、彼と音楽にまつわるエピソードをわかりやすく解説、彼が生きていた頃に作られたアンティーク・オルゴールなどで賢治ゆかりの楽曲を楽しめます。
時間は17~18時で、中学生以上1030円/4歳~小学生510円の入館料で、参加できます。
六甲オルゴールミュージアム
https://www.rokkosan.com/museum/operation/