世界の高山植物や六甲自生植物、山野草など、約1,500種を野生に近い状態で栽培する、六甲高山植物園は3月16日(土曜)から開園。
昨年大好評だった「牧野の足あと」をさらに充実させた「牧野の足あと~博士と関西の仲間たち~」を開催中です。
映像館では「博士と関西の仲間たち」展を開催し、写真や書、手紙、標本などゆかりの品々を展示。
25年間神戸に通って深く関わりを持った牧野富太郎博士の知られざる一面も紹介し、精緻な牧野式植物図の代表作「大日本植物志」も展示しています。
加えて、博士の人生を知るすごろく風の「博士とてくてくスタンプラリー」も開催。
園内にある8か所のスタンプを集めながら関西での足あとをたどることができます。
完成したスタンプカードはポストカードとして使えるほか、併設のカフェ「エーデルワイス」では10%OFFの割引チケットとしても使用できます。
園内ではいま、博士が生涯愛した花「バイカオウレン」が、約50平方メートルと日本有数の植栽面積を誇る群落となって、観る者の目を楽しませてくれます。
六甲高山植物園
https://www.rokkosan.com/hana/
鍋料理は、日本や中国、韓国など、アジア特有の料理と思っている方、少なくないのでは。
ヨーロッパの永世中立国、スイスには「フォンデュ鍋」があります。
「フォンデュ」とは、「溶かす」や「溶ける」というフランス語の意味に由来。
フォンデュ鍋を使う料理はすべてフォンデュと分類され、具材を煮立たせたスープにくぐらせるスープフォンデュ、油でサッと揚げるオイルフォンデュなどがあるそうです。
日本でもおなじみなのは「チーズフォンデュ」。
トロトロに溶かしたチーズソースに具材を絡めて食べるのですが、専用の鍋がないと作られないと思われがち。
どのご家庭にもある、ホットプレートで手軽に楽しむことができるのですよ。
ソースがシンプルなので、具材はブロッコリーやパプリカなどの彩り野菜、うま味の強いキノコ類、こんがり焼いたベーコンなど、多彩に取り揃えてはいかがでしょうか。
◆材料◆(3~4人分)
ピザ用チーズ 200~250g
片 栗 粉 大さじ1
牛 乳 100ml
〇具材
フランスパン 適量
お好みで プチトマト
ニンジン
ウインナー など
◆作り方◆
1)パンや野菜、ウインナーなどの具材を適当な大きさにカット。野菜はゆでておく。
2)耐熱容器かココットに、チーズ、片栗粉を入れてよく混ぜ、牛乳を加える。
3)ホットプレートの真ん中に、2)を置いて具材を並べ、ふたをして加熱。
時々、ふたを開けて、ヘラで混ぜながら、完全にチーズが溶けるまでよく混ぜる。
4) チーズソースがトロトロになって、具材に焼き色が付いたら食べごろ。
5)ソースが焦げやすいので、ときどき底から混ぜるのがポイント。煮詰まってきたら、牛乳やチーズを加えて、好みの固さに調整を。
具材を温めてからソースにくぐらせると、おいしさがアップします。
六甲の天然水「マロッ」とともに、よりおいしく召し上がりください。
ノロウイルスによる食中毒は冬場に発生しますが、兵庫県では、今年は3月に入ってからの方が多く発生しています。
ノロウイルスは、少量でも手や指、食品などを介して口から入ると、身体の中で増殖して、腹痛やおう吐、下痢などの症状を引き起こします。
また、感染しても症状が現れない場合もあって、無症状の感染者が作った料理が原因のことも多々あり、注意が必要です。
◆ノロウイルス食中毒予防の4原則◆
1)持ち込まない
腹痛や下痢などがあるときは、食品を直接取り扱う作業をしない。
普段から感染しないように、日々の健康管理を心掛ける。
2)つけない
食品や食器、調理器具などにノロウイルスをつけないように、調理の前などにしっかりと手洗いを行う。
●正しい手洗い
指輪や時計などを外し、せっけんを使って洗う。
指先や指の間、爪の間、親指の周り、手首、手の甲など汚れの残りやすいところも意識して洗い、2回繰り返すことが効果的!
手洗いのタイミングは、トイレに行った後、盛り付けなど各作業の前など。
3)やっつける
食品は十分に加熱する(中心温度85~90度で90秒以上)。
調理器具は、洗剤などで十分に洗浄した後に、熱湯(85度以上)で1分以上加熱するか、家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤に浸して消毒する。
なお、ノロウイルスにはアルコール消毒は効果がない。
4)ひろげない
ノロウイルスが発生したら、感染を広げないために食器や環境などの消毒を徹底する。
おう吐物などの処理には、使い捨てのマスクやガウン、手袋などを着用し、処理が終わったら空気の流れに注意して、二次感染しない対策を行う。
ご家庭でもいま一度、食中毒予防対策を見直してください。
参考:兵庫県食品衛生協会ホームページ
政府オンライン より
日本原産の柑橘、「はっさく」が食べごろを迎えています。
江戸時代に広島県の恵日山浄土寺で発見されたもので、いまでは和歌山県で全国の68%が生産されています。
はっさくは皮が厚くて、手では少しむきづらいですが、独特のほろ苦さがあって、昔なつかしい素朴な甘さとほどよい酸味が特徴です。
栄養面では、抗酸化作用のあるビタミンCを多く含み、風邪予防や疲労回復に効果的。
また、独特の苦みは、「ナリンギン」という成分で、食欲抑制作用や脂肪の分解を促す作用、さらに血管を丈夫にしたり、アンチエイジングや花粉症対策にも効果があるとされています。
はっさくの苦みが苦手なら、砂糖やハチミツ、シロップなど、甘みをプラスすると食べやすくなります。
今回は、お手軽デザート「はっさくゼリー」のレシピを紹介します。
<材料>(3~4人分)
はっさく 2~3個
水 450ml
砂 糖 大さじ5
粉ゼラチン 10g(2袋)
<作り方>
1)はっさく1個を搾ってこす(約50ml)。残りは好みの大きさに切っておく。
2)水と果汁を鍋に入れて、沸騰しない程度に温める。沸騰させると粉ゼラチンのタンパク質が変容して、冷やしても固まらなくなるので要注意。
3)砂糖を加えて混ぜ、溶けたら粉ゼラチンを加えて、溶けるまで混ぜる。
4)容器にはっさくを入れて、3)のゼリー液を注いで、粗熱をとる。
5)ラップをかけて冷蔵庫に入れ、1時間ほどで固まったら出来上がり。
六甲の天然水「マロッ」とともに、爽やかなはっさくの風味をお楽しみください。