11月の和名は「霜月」。霜が降りる頃であることから、その名が付いたというのが一般的なようです。
11月には、秋の収穫を祝い感謝する行事が、各地で繰り広げられています。
宮中や全国の神社では、23日に、新嘗祭(にいなめさい)が執り行われます。
新嘗の「新」は新穀を、「嘗」はごちそうを意味するもの。
宮中祭祀の中では最も重要なものとされ、昔は、人が新米を食べられるのは、神様にお供えしてからだったそうです。
ここで、おいしい新米の炊き方を紹介しましょう。
「新米は水分が多いので、水を減らした方がいい」と聞いたことがあると思いますが、これはひと昔前のお話。
現在は、新米、古米を問わず、水分量は15%程度と決められ、出荷されているそうなので、極端に水を減らすのは避けたいものです。
新米はやわらかいので、やさしく研ぐのが基本。
手指をたてて力を入れず円を描くように、水を入れ替えながら3回ほど研ぎ、2回すすいで、ザルにあげて水を切ります。
お米と同量の水を炊飯器に入れてスイッチオン。
炊き上がったら時間を置かず、釜の底の方から大きくふんわり混ぜます。
すぐに混ぜて余分な水蒸気を逃せば、やわらかでおいしい新米のでき上がりです。
今年の新米は「六甲の天然水マロッ」で。
炊飯時はもちろん、研ぐ時に使用されることで、より安心、安全に召し上がっていただけます。
「六甲ミーツ・アート」を繰り広げる六甲山周辺で、夜も芸術散歩が楽しめるようになりました。
会場は六甲山上に3カ所。
「六甲オルゴールミュージアム」では伏見雅之≪過去とはどこか≫を展示。
そこから歩いて3~5分にある「六甲高山植物園」では、期間中「夜の紅葉ライトアップ」も実施。池に映る紅葉などが楽しめます。
「六甲ガーデンテラスエリア」では、1000万ドルの夜景とアート作品の共演も見どころの一つとなっています。
また、今年は初の試みとして有馬温泉エリアでも「有馬アートナイト~質量からの旅の追憶~」を開催しています。
「泉源」をライティングした作品やスマホで見られるARを活用した作品、「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020」作品のライトアップなどが楽しめます。
六甲有馬ロープウェーを使っての六甲山と有馬温泉エリアの作品鑑賞はいかがでしょうか。
開催は10月24(土)・25(日)と10月31日(土)~11月23日(月祝)で、
六甲高山植物園・六甲オルゴールミュージアムは、平日は~18時半(18時最終受付)、土日祝が19時半(19時最終受付)。
六甲ガーデンテラスエリア/自然体感展望台 六甲枝垂れは、~21時(自然体感展望台 六甲枝垂れは20時半最終入場)。
有馬温泉エリアでは11月23日(月祝)までの~22時半に、実施しています。
六甲山の平均気温は、10月の昼は約16度、夜は約14度、11月の昼は約11度、夜は約7度。とくに夜間は冬並みの寒さとなりますので、暖かい服装でお出掛けください。
詳しくはこちら → https://www.rokkosan.com/art2020/
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020」が繰り広げられる六甲山では、光のアートも秋色に染まっています。
六甲ガーデンテラス内「自然体感展望台 六甲枝垂れ」の「Lightscape in Rokko」は、1000万色以上の色彩表現ができる最新のLED照明を使って、限りなく自然光に近い光で展望台全体を覆うフレームを内側から照らす光のイベントです。
伏見雅之氏による演出で、今年のテーマは『枕草子』。
清少納言が記した、日本人が昔から親しんできた四季折々の情景を、季節毎に春・夏・秋・冬の4パターンで彩ります。
秋バージョンは、差し込む夕日が山の端にとても近くなっている時に、寝床に帰ろうと数羽が飛び急ぐさま、列隊を組んで飛ぶ雁などの姿などを表現しています。
約7分間の演出「秋は夕暮れ」は繰り返し行われ、六甲山から望む1000万ドルの夜景とともに、幻想的な光景が楽しめます。
期間は11月30日(月)まで、時間は17~21時で、20時半に受付を終了。
自然体感展望台 六甲枝垂れの入場料(大人310円、4歳~小学生210円)で観覧できます。
秋の味覚はたくさんありますが、ヘルシーに食べたいなら、やっぱりキノコ。
古くから日本に自生する食材で、『日本書紀』にクリタケ狩りが書かれていますが、平安時代以後、キノコ狩り=マツタケに変わっていったそうです。
いまでは高根の花となったマツタケですが、シメジ、シイタケ、マイタケ、エノキ、エリンギならスーパーで手軽に入れることができます。
どれも低カロリーで、食物繊維やビタミンDが豊富。
ダイエット中の方、便秘気味の方はとくに、積極的に取り入れてください。
肌寒く感じられるようになった今週は、キノコ鍋はいかがでしょう?
調理のポイントは、水で洗わないこと。
風味が損なわれるので、汚れが気になるところは、キッチンペーパーで取り除いて。
包丁ではなく、手で割いた方が香り高く、食べられるでしょう。
鍋の具材は、キノコの風味を楽しみたいなら、豆腐や白菜などの淡泊なものに、ダシの出る鶏肉や豚バラ肉、肉団子なども加えるとコクが出ます。
味付けは塩やしょう油、酒などで整えた、あっさり和風がお薦めです。
六甲の天然水「マロッと」でおいしくお召し上がりください。