植物学の第一人者・牧野富太郎博士の指導を受けて、1933年6月24日に開園した六甲高山植物園は、真夏でも30度を超えることはほぼありません。
ブナやカエデをはじめとする多くの広葉樹が生育している樹林区では、涼やかな空間に親しめるように、ブナの木の下の広場に、カフェ屋台を設置。
ハンモックやブックスタンドを常設する「ブナカフェ」では、人気のタピオカミルクティーや手軽に食べられるクッキーなどとともに、ゆったりしたひと時が過ごせます。
開催は9月1日(日)までの土・日曜、祝日で、時間は11時~16時(ラストオーダー15時半、ハンモック、ブックスタンドは~17時、雨天中止)。
木陰のハンモックで大人の休日を満喫してください。
暑い日々が続きますが、湯船に浸からず、シャワーだけで済ませている方、少なくないのでは。
オフィスや通勤電車の冷房の効きすぎなど、外気温と室温の差が大きくなると、自律神経が乱れがち。身体に疲労が蓄積され、夏バテにつながります。
夏バテ対策には入浴が有効です。
ぬるめのお湯にゆっくり浸かり、しっかりと温めると、副交感神経が活発になり、リラックス効果が得られます。
身体の冷えが軽減されることで、疲労回復に加えて、血行が促進され、新陳代謝がアップ。肌のコンディションも良くなるそうです。
人間は体温が下がる時に眠気を感じる特性があります。
入浴でいったん上がった体温が、徐々に下がっていくことで、自然な眠気が訪れます。
寝苦しい夜でもすんなりと眠りにつくことができるのです。
良質の睡眠は、健康的な身体づくりに欠かません。
利点がわかっても、お風呂につかる気がしない方は、みぞおちより下だけお湯につかる半身浴をどうぞ。心臓に負担がかかりにくく、長めの入浴に適しているそうです。
お風呂を活用することで、身体にたまった老廃物や毛穴の奥から汚れを取り除くと、ベタつきにくい素肌へもつながります。
冷えが気になるときには37度くらいのぬるま湯に20分くらい、ベタつきが気になるときは39度くらいのぬるま湯に10分ほど、浸かるのが効果的だといわれています。
入浴の前後には、「六甲の天然水 マロッ」をコップ1杯ずつ、お忘れなく。
夏休みの真っただ中ですが、子供たちの宿題に頭を悩まされている方が少なくないと思います。
そんなファミリーに朗報です。
六甲山では9月1日(日)まで、夏休みの自由研究として提出できる、学習プログラムが用意されています。
六甲オルゴールミュージアムでは2つのプログラムが体験できます。
「夏休みの宿題解決! オルゴール博士になろう!」は、館内の展示を見学し、体験しながら、オルゴールの歴史や仕組みが学べるワークシートを完成させていくもの。
自由研究として提出できるのはもちろん、オルゴール博士認定証も発行されます。
所要時間は20~30分。ミュージアムガーデン中庭で10~17時に開催され、参加無料です。
「オルゴールの仕組みを研究しよう! オルゴール組立体験」では、オルゴールの制作に携わるスタッフのサポートのもと、オルゴールづくりの一部が体験できます。
オルゴールの音の仕組みなどがわかり、自分だけの音色をつくることができます。
組立体験の体験をまとめて、レポート用紙を完成させれば、オルゴールとセットで提出できます。
所要時間は30~40分ほど。1階の「オルゴール組立体験」コーナーで10時半~15時半の1時間ごとに繰り広げられ、参加は小学3年生以上。料金は内容によって異なり1600円から、上級コースは3050円から。
「食虫植物のひみつ展」を開催中の六甲高山植物園でも、さまざまな体験プログラムを実施しています。
「観察の達人になろう ~食虫植物編~」は、ワークシートを使って食虫植物について楽しく学べるプログラムです。土日曜・祝日の14時からの「観察の達人になろう ~小学生向け特別園内ガイド~」では、植物園スタッフと一緒に園内をまわりながら食虫植物の秘密を見つけることができ、どちらも参加無料です。
さらに、夏休み期間の土日曜・祝日に「森のわくわくワークショップ」も開催。
押し花アート、葉脈標本、お花畑トートバッグづくりなどが1アイテム500円で楽しめ、8月13日(火)~15日(木)は毎日開催します。
いずれのプログラムも入館料が必要です。
六甲オルゴールミュージアム https://www.rokkosan.com/museum/
六甲高山植物園 https://www.rokkosan.com/hana
日中は猛暑日、夜は熱帯夜が続いていますが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
公園や広場などにある噴水で、遊んでいる子供たちが見受けられます。
こんな季節は誰もが、冷たい水を浴びて、さっぱりしたいものです。
7月28日(日)に、盛大にお水を掛け合いながら、大人も子供も楽しめる「KOBEソンクラーン」が神戸ハーバーランドで行われました。
「ソンクラーン」とは、元々、お清めの意味を持つ、タイの水掛けまつり。
「お水を掛けられても怒ってはいけない!」をただ一つのルールに、老若男女を問わず参加できるものです。
日本でも、お清めや打ち水など、お水を手向けることには敬意と感謝が込められてきました。
会場の高浜岸壁は、「六甲の天然水 マロッ」のタンクローリーでのピストン輸送による、恵みの水で大いに盛り上がりました。
8月10日(土)には加東市でも開催を予定しています。
お近くにお住まいの方、お近くまでお越しの方は、ぜひ体験してみてください。