愛らしい黄色いつぼみがのぞく鮮やかな緑が、ひと足早い春の訪れを感じさせてくれる野菜、菜の花。
ほのかな苦味と独特の歯ざわりが魅力です。
菜花(なばな)とも呼ばれ、やわらかいつぼみと、葉っぱ、茎のすべてが食べられる花野菜の代表格でもあります。
旬は1~4月。
つぼみに、花を咲かせるための養分が詰まっているため、栄養満点です。
カリウムや鉄分などのミネラルを他の野菜より多く含み、ビタミンB1・B2、ビタミンCはほうれん草の3倍以上、β-カロテンもピーマンの5倍あるとされ、春野菜の中で群を抜いて栄養価に優れています。
選ぶ時は、花が開いておらず、緑が濃く、茎の切り口がみずみずしいものを。
つぼみの部分が、やわらかくておいしいですから。
食べ方は、おひたしや和え物、炒め物、お吸い物、ご飯物などにアレンジができ、パスタやサラダなど、洋風の料理にもよく合います。
調理法は、まず、茎の切り口に近い部分は固いので、2~3cm切り落として。
下ゆでする時は、ほろ苦さとかすかな辛味、歯ざわりを生かすように、塩少々を加えた熱湯で手早くゆで上げます。
ゆですぎるとビタミンが流失してしまいますので、ご注意を。
六甲の自然に育まれた「天然水 マロッ」で、おいしくお召し上がりください。
一年で最も冷え込み寒さが厳しいとされる大寒(だいかん)。
今年は1月20日から2月3日までの期間です。
大寒になると、寒稽古や寒修行が行われ、雪が舞う川や海にふんどし一枚の姿で入る人たちが、テレビなどで見受けられます。
最低気温が氷点下を下回ることが多い時期でもあり、その寒さを活かして、味噌やしょう油、酒を仕込む「寒仕込み」が行われます。
まだ水道水のなかった時代、雑菌が少なく、繁殖も少ない良質な水として、寒のうちに汲んだ水は「寒の水」といわれ、「寒仕込み」に最適でした。
気温が低いため、醗酵がゆっくりと進み、味に深みが出て、特においしい味噌やしょう油ができ上がるといわれてきました。
なかでも、寒の入りから9日目に汲んだ「寒九の水」は、薬にもなるといわれるほど良質で、酒造りにおいて最高とされています。
「寒の水」で仕込まれたものは、腐らないともいわれています。
大寒はまた、春へと向けて徐々に動き出す時期でもあります。
少し先の春の訪れが、待ち遠しくなってきました。
六甲オルゴールミュージアムで「からくり人形の世界 ~オートマタの100年~」を開催しています。
オートマタとは、楽器を演奏したり、絵を描いたりなど、ストーリー性を持った動きが特長の西洋のからくり人形です。
19世紀後半にヨーロッパで盛んに制作されており、ぜんまい仕掛けで動くものから現代製まで、山梨県の萌木の村オルゴール博物館「ホール・オブ・ホールズ」所蔵品も含む、数々の貴重なオートマタを展示。1日7回の実演では、その歴史や仕組みについても紹介します。
出展は、「エクリヴァン」(1998年)、「アクロバットをするピエロ」(1993年)、「シンギング・バート」(19世紀末)、「フルート吹き」(1995年)、「少女と鳥の巣」(1905年)、「マジシャン」(1988年)など。
オルガンが組み合わされたものもあって、からくりの動きに加えて、オルガンの演奏も楽しむことができます。また、アンティーク人形のような、美しい顔と衣装なども魅力です。
開催は2月27日(水)まで、毎週木曜は休館。
実演は10時30分から16時30分まで1時間ごとで、各回約15分を予定。
また、毎時00分からは、オルゴールコンサートも実施しています。
入館料は中学生以上1030円/4歳~小学生510円
詳しくは 六甲オルゴールミュージアム まで
「六甲山スノーパーク」は、約1万㎡と関西でも有数の広さを誇る人工スキー場です。
神戸から車で30分ほど、大阪以内からも約1時間。
公共アクセスも充実していて、各種レンタル品も豊富なことから、
思い立ったら速攻、スキーやスノーボードが楽しめるのが魅了です。
ゲレンデの傾斜がゆるやかで、ファミリーやビギナーから人気を集めています。
今年は、まだスキーは早いかな? と思われる小さな子どもたちが、気軽に雪とふれあえる「スノーランド」が登場。
スキーゲレンデと完全に分かれているので、スキーヤーやボーダーを気にせずに、安心して雪ゾリや雪あそびが体験できます。
さらに、期間限定で幻想的なムードに包まれた「ナイターゲレンデ」がオープン!
リフト乗り放題が付いて、デイタイムよりもお得に利用できると好評で、初心者向けのスノーボードスクールも開催されています。
ナイター営業は毎週金・土・日曜と祝日ですが、時間は16~22時、受付終了は21時30分です。
さあ、真っ白なゲレンデで、冬の楽しい思い出を作ってください!!
詳しくは六甲山スノーパークHPまで。